アパレルショップの開業資金について分かりやすく解説!開業までの流れなど

スポーツジム、ラーメン屋と並び、人気の開業場所として、数多くの起業家が脱サラに成功しているアパレル業界。おそらくこのページをあなたも、脱サラ先としてこの業界に少なからず興味を持っているのではないでしょうか。

このページではアパレルショップの開業にかかる資金と、開業までの流れについてお話をします。このページを参考にアパレル業界で真の自由を勝ち取りましょう。

1.アパレルショップ開業の魅力

アパレルショップ開業の魅力は、他の業界に比べて必要なスキルが比較的少ないところです。例えばラーメン屋を開業するには料理が上手でなければなりませんし、スポーツジムの場合は、フィットネス関連の知識を身につけなければなりません。

しかし、アパレルショップの場合は、コミュニケーション能力さえあれば(これは全業種に必要な力ですので、何を開業するにしても最低限身に着けて欲しい)、すぐに商品を売ることができます。一見ファッションセンスが必要なようにも思えますが、基本的に相手が選んだ服を誉めれば良いだけなので、意外に必要とされる場面は少ないです。

少なくとも購入につながるほとんどのケースが、このように客がチョイスしたものを誉めたときです。

おしゃれな客とワイワイやりながらおしゃれな空間で楽しく過ごせることもアパレル業界の魅力の1つですね。

2.アパレルショップを始めるのに掛かる開業資金

アパレルショップ開業の資金はおよそ1000万程度あれば申し分ないでしょう。ブランド品を取りそろえたいのであれば、ここからさらに値段がかさみ、1200万程度になります。1000万という資金は店舗を構える資金にしては標準的であり、アパレルショップに限らず、とにかく開業を考えているのであれば、最低限この額は用意しておかなければなりません。

2-1.開業資金の内訳

アパレルショップ開業の資金は、服を仕入れるだけでなく、その他様々な要素で費用がかかってきます。それでは開業資金の内訳について見ていきましょう。

2-1-1.店舗設置費

まずは店舗を立てなければ話になりませんよね。店舗の設置には、不動産料やテナント料、建設費などがかかってきます。しかし、自宅を改築して店舗にする場合は店舗設置費を大幅に下げることができます。

2-1-2.設備費

棚やテーブル、ハンガーラックなど、これらのこまごました物にも、割と費用がかさんできます。自宅にあるものを転用することもできなくはないですが、できるだけ業務用のものを買いそろえた方が良いです。

2-1-3.広告費

開業の肝となるところであり、開業後もここに最も経費を割くことになると思います。チラシ作成費やウェブページ制作費、アフィリエイトの活用など、(効率的な広告費のかけ方はのちに紹介しますが)ここには経費を惜しんではいけません。

2-1-4.仕入費

服やバッグなどの仕入費は、どのような物を取りそろえるかによって大幅に変わります。薄利多売のコストパフォーマンスで攻めるのであれば、それほど費用はかかりませんが、品質や有名ブランドで攻めるのであれば、仕入費に相当な費用がかかります。

前者のコストパフォーマンス戦略の方が初期費用も低く、また売れやすいので、一見こちらの戦略を採用した方が良いと思われますが、長期的に見ると後者のブランド・品質重視の戦略の方が利益が大きくなります。

なぜなら、薄利多売はいつまでたっても薄利多売であり、また売り上げを増やせば増やすほど労働力もそれだけ必要になるからです。しかし後者の場合、一見に少売多利に見えますが、継続していくとこれが多利多売となり、さらに収入に対て労働力もそれほど必要ではないので、マーケティングに自身がある方はこちらをおすすめします。

3.アパレルショップの開業資金の調達方法

開業資金の調達方法として最も一般的なのが株ですね。株とは、いわゆる「返さなくて良い借金」のようなものですので、多くの企業が資金調達の手段として利用しています。

しかし、個人開業のアパレルショップに投資する人はほとんどいないと思いますので、株による資金調達は期待できません。開業資金は上で述べたとおり1000万程度であり、普通のサラリーマンでも手が届く範囲ではありますので、自分で稼ぐのが最も現実的です。

しかし補足的ではありますが、株以外の資金調達方法としておすすめなのがクラウドファンディングです。

3-1.クラウドファンディング

インターネット上で世界中の人たちから資金提供を募る方法です。専用のプラットフォームに登録し、そこであなたの事業計画を公表します。そして、あなたの事業を成功させたいと考えた人たちが、あなたに少しずつ資金を提供してくれるという仕組みです。「フェアトレードの服を扱う」、「リサイクル製品を扱う」など、慈善事業を紹介すれば資金が集まり易くなります。

3.アパレルショップを開業してからかかるお金

アパレルショップを開業してからかかる費用は想像に難しくないと思います。商品の仕入れ以外にも、店舗維持費(テナント代、清掃費など)、光熱費、アルバイトへの給与などがあります。

商品の仕入れは販売できれば戻ってきますが、その他の費用は月に50万程度は見ていた方が良いでしょう。もちろん、価格設定はこの費用を見越したうえで立てなければなりません。

4.アパレルショップを資金が少なくても開業する方法

上の項でアパレルショップ開業にかかる費用についてお話をしてきましたが、もちろん工夫次第でこれらの費用を大幅に下げることも可能です。

まずは店舗設置費ですが、これは上で述べた通り、自宅を店舗にできるのであれば改築費だけで済みますし、開業後のテナント代もかかりません。

そして次に広告費ですが、アフィリエイト広告を活用して、有名ブロガーのブログに載せてもらえば、安価で大量の広告をばらまくことができます。ウェブページ作成に関しても、自身でウェブデザインを勉強し、自分の力でウェブページが作れるようになると、ウェブデザイナーへの出費も節約できます。さらにあなた自身がウェブデザイナーとして、他社のウェブページを作り、収益を得ることもできるでしょう。また、そこまでしなくても、自身のブログやSNSなどで紹介するだけでもかなりの集客効果はあります。

5.アパレルショップを開業するまでの流れ

アパレルショップ開業はシンプルに言うと、資金調達から始まり、不動産を購入し、店舗を建てて、商品を仕入れて、営業となります。それでは各行程を見ていきましょう

5-1.資金調達

ここが一番難しいところです。目安の1000万までは自力で全て貯めるのが理想ですが、それはなかなか難しいでしょう。資金調達の手段としては、上で述べたとおり、クラウドファンディングがおすすめです。また、決して手に届かない金額ではないので、借金はできるだけしないようにしましょう。

5-2.不動産購入・店舗設置

店舗を設置する土地の購入で何よりも注目すべきなのは立地です。良立地ですと人の目に入りやすく、それだけで大きな集客効果となります。多少値が張ったとしても、駅前など良立地を優先的に購入した方が良いです。自宅を改築して初期費用を少なくするより、高い費用をかけて良立地に店舗を建てた方が、長い目でみると儲かります。

5-3.仕入れ

商品の仕入れに関しては、上で述べた通り、安い服を大量に売るスタイルの方がとっつき易いですが、長い目で見ると高い服を確実に売っていくスタイルの方が良いです。最初のうちは安い服を売る方が良いかもしれませんが、少しずつ高い服も同時に売っていくようにしていきましょう。

6.アパレルショップを開業する為の資格など

アパレルショップの開業に必要な資格はありません。税務署に行って開業届けを出せば、あっさり開業することができます。最低資本金などの制約も無いため、言ってしまえば成人した人が今この瞬間に開業届を出しさえすれば、その時点でその人はアパレルショップを開業したことになるのです。売れる売れないは別として、税務署に申告さえすれば誰でもアパレルショップを開業できます。

アパレルショップの開業資金・まとめ

アパレルショップの開業には特別なスキルなどは必要ありません。あなたが商売上手でありさえすれば、簡単に成功を収めることができる業種です。「何でもよいからとにかく開業したい」と考えているのであれば、アパレル業界に飛び込んでみるのはどうでしょうか。

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