株式会社クリードは業務停止処分に!悪質なオーディション商法が流行!

こんにちは。
みなさんは、芸能人や歌手などに憧れたことはありますか?近頃の子供の将来になりたい夢で人気を集めているのが「芸能人」です。
華やかな世界に憧れている子供が増えました。

実際に、芸能プロダクションの数は増えました。
とくに子役事務所は急増しており、インターネットや新聞などで「子役オーディション」を謳っている広告を1度は目にした方がいるのではないでしょうか。
実際に、子供にダンスや演技のレッスンを受講させている両親は多くいます。

しかし、「芸能人になりたい」という夢を悪用する業者も残念ながらいます。
2018年8月には、株式会社クリードに業務停止命令が下されました。
ここでは、悪質な芸能事務所の特徴とオーディション商法の手口について解説をしていきます。

歌手やタレントに憧れる夢を悪質に利用するオーディション商法が続出

オーディション商法とは、俳優や歌手を目指している人たちに対して、最終選考通過の知らせを言い渡して、高額なレッスン受講契約を勧誘する悪質な詐欺です。
オーディション商法に関して詳しく紹介する前に、俳優や歌手を目指している人がどれだけいるのかを確認してみましょう。

芸能人に憧れている子供たちは増え続けている

モッピージョブが調査した「小学生の頃に将来なりたかった職業」の結果は下記の通りになりました。
時代は変わり、華やかな職業に憧れている子供たちが増えていることが調査結果からわかります。

小学生の頃になりたかった職業
・プロスポーツ選手やアスリート…268名
・歌手やミュージシャン…222名
・芸能人やタレント…194名
・漫画家やイラストレーター…179名
・お花屋さん…179名

東京都の芸能プロダクションは、子役事務所だけでも102店舗!

芸能人やタレント、歌手に憧れている子供たちが多いことは理解できましたか?また、近頃の芸能事務所の中には、子役事務所というものもあり、たくさんのオーディション広告が出ています。

インターネットで「子供 芸能事務所」と検索すると「朝ドラやCMなど出演チャンス多数」「お子様の才能を育てる劇団」「無料体験レッスンオーディション」などの広告が複数出てきます。
新聞などでも広告を見た方はいるのでしょう。

東京都の芸能プロダクションには、子役事務所に絞り込んでも102店舗も事務所があるのです。
芸能人に憧れているのは子供だけではなくて、子育てをしているパパやママの中にも「子供を芸能人にしたい」と熱心に思っている人もいます。

オーディション商法の特徴

歌手や俳優、タレントになりたいと思っている子供やご両親がいることは理解していただけましたね。
そのような人の夢や希望を逆手にとる商法を「オーディション商法」といいます。
オーディション商法は、Webサイト上で「映画出演」や「歌手デビュー」などと広告を出して、オーディション参加者を募ります。
最終審査に通過したことを伝えて喜ばせて、レッスン受講契約を促す悪質な商法です。
このような悪質な芸能事務所は、オーディション参加者の7割から8割の人を合格者として扱っていて、莫大なレッスン料を騙し取っているのです。

オーディション商法の事例1:ドリームワークスエンターテイメント
日本映画監督新人協会へ出展する作品のメインキャストとして出演を確定した上で、出演までの1年間のレッスンを受けるためにレッスン講座契約を結びます。
1年間のレッスン料は約72万円となっており、レッスン内容は下記の通りになっています。

【ドリームワークスエンターテイメントのレッスン内容】
・映画出演契約
・セリフ付きメインキャスト契約
・レッスン講座

オーディション商法の事例2:メジャー
プロモーションによって、誰でも歌手デニューが目指せると謳ったオーディション商法です。
大手メディアでも紹介されていると誇大広告を謳い、歌手を目指している人たちの心理を悪用します。
地上波テレビ、YouTube、ニコ動画、showroomなどインターネットの人気メディアを公式に用いた番組などに出演する権利を与えると謳われているのです。
また、さまざまなライブやイベントへの出演が可能となっています。

業務停止命令が下された株式会社クリード


芸能人になれるチャンスがある夢のようなオーディション商法ですが、平成30年8月に東京都により業務停止命令が発表されました。
演技や歌唱レッスンの受講契約を勧誘していた事業者に対して、6か月の業務停止と違反行為是正の措置が発表されたのです。
業務停止命令が下された事業の概要は下記の通りとなっています。

【事業者の概要】
事業者名:株式会社クリード
代表取締役:松永大輝
営業部課長:福田遼
所在地:東京都渋谷区道玄坂2丁目25番5号
設立:平成28年6月2日
屋号:DEW, Major, Top
業務内容:各種芸能タレントおよびアーティストの養成

消費生活総合センターでも、オーディション商法の注意が呼びかけられている

オーディション商法の事件件数は2013年度から2016年度までは横ばいであったが、2017年度には2倍に上昇している。
株式会社クリードのオーディション商法に関して、16歳から55歳までの人から相談が寄せられていました。
また、2018年度も事件件数は伸びているので、今後も悪質な芸能プロダクションは増えると推測されているのです。

オーディション商法の相談件数の推移
2013年度 110件
2014年度 140件
2015年度 140件
2016年度 150件
2017年度 250件

株式会社クリードをはじめとする悪質プロダクションに騙されない方法

株式会社クリードは、東京都から業務停止命令が下されましたが、その他にも悪質な芸能プロダクションはさまざまあります。
東京都の子役事務所だけでも102個の事務所があると説明しました。
この事務所数は意外と多いのです。

大手芸能プロダクションのような芸能事務所も含まれていますが、高額レッスン料や高い事件性を持つ芸能プロダクションも存在します。
悪質な芸能事務所を見抜く方法はあるのでしょうか?ここでは、芸能事務所に入る前に、騙されないためにチェックすべきポイントを解説していきます。

社名を名乗らない

本当に、その人をスターとして雇用したいと思っている場合は、芸能プロダクション側は、自分の身分や事務所の情報について必ず公開をしてくるでしょう。
しかし、オーディション会場がその日限定で利用されているレンタルスペースだったり、社名を名乗らない場合は注意が必要です。

名刺の連絡先がメールや携帯電話のみ

名刺を渡されたときに、会社の所在地が書かれていない場合は注意しましょう。
事務所を所有していない芸能プロダクションである可能性が非常に高いです。
キチンとした芸能プロダクションである場合は、事務所を保有しており、名刺にも住所が書かれています。

会社のホームページを持っていない

芸能プロダクションも、立派なビジネスです。
それなのにも関わらず、会社のホームページを所有していない場合は警戒をしてください。
近頃は悪質業者が増えています。
信頼できる取引ができるかどうかホームページを所有していることを1つの指針としましょう。

会社概要や所属俳優などの実績がない

オーディション商法では「賞に応募する作品に出演してほしい」などといって、高額なレッスン料を契約させてきます。
しかし、このような場合は過去の実績や所属している俳優などを聞きましょう。
大手の事務所である場合は、事務所名を聞いただけでもわかります。
しかし、中小の事務所であれば名前を聞いてもわかりません。
そのような場合は、所属俳優の中で一番有名な俳優を聞いてみるようにしましょう。
その俳優を聞いても誰だかわからない場合は、安易にレッスンを申し込まないようにしましょう。

その場で写真撮影をしようとする

オーディション会場やスカウトで、その場で写真撮影をする芸能プロダクションはありません。
会ってすぐに写真撮影をしてくるような場合は、写真を悪用される可能性もあるので注意しましょう。

即断や即決をさせようとする

芸能事務所側は、本当に欲しい逸材に出会えたときは、何がなんでも待ってくれます。
しかし、悪質なオーディション商法の場合は、その場で即断や即決を促してくることが多いです。
このように、煽りをかけてくる芸能プロダクションには注意をしましょう。

都合のよいことしか言わない

芸能人として輝ける人は、ほんの一握りの人です。
芸能人として活躍していくには、並大抵のことでは叶えることができません。
しかし、悪質なオーディション商法の場合は「すぐにデビューができる」「事務所に所属をすれば、こんなによいことがある」などと都合のよいことしか言ってこないのが特徴です。
即戦力として活躍できることは、まずありません。
実力もないのにデビューができる訳がないので、真に受けない方がよいです。

あなたは特別だという雰囲気をにおわせている

都合のよいことだけを並べるのと同様に「今回は特別」「君は芸能人になることができる逸材だ」のように、特別な存在であることを強くいってくることが大きな特徴です。
誰しも褒められて、嫌な気をする人はいません。
しかし、それは高額なレッスン料を騙しとってくる手口なので気を付けましょう。

レッスン料に対して、他の芸能事務所と比較してどれぐらい安いか説明してくる

芸能プロダクションに入るためには、所属費用やプロフィールの写真代などがかかってきます。
本当にきちんとしたマネジメントを行っている芸能プロダクションの場合は、レッスンを無料で行ってくれるのです。
しかし、優良な芸能プロダクションであっても、金銭におけるコマとしてみなされていたり、実力のない芸能プロダクションでの場合はレッスン費用がかかってしまったりする場合もあります。
現実は過酷だけれど、お金がないと芸能事務所も運営していくことができないのです。

金銭だけではなく、身の危険もあるオーディションに注意
ここでは、オーディション商法について解説をしていますが、芸能プロダクションには悪質な事務所も多く存在します。
とくにタレントの所属事務所だと名乗り、女性をスカウトして、最終的にアダルトビデオの撮影をさせる事件も多発しています。
女性で勧誘をされた場合は、安易に信用をしてついていかないようにしましょう。
また、スカウトされた場合は、友人や家族に相談をして一緒に話を聞きに行くようにしましょう。
おいしい話には、1人でついていかないことが大切です。

オーディション詐欺の相談先について

オーディション詐欺に騙されてしまったら、消費生活センターに相談をしましょう。
東京都消費生活総合センターでは、オーディション商法に対する注意喚起を呼び掛けています。
また、東京くらしWebでは、さまざまな悪質業者や詐欺の手口に関する情報が載っているので、確認しておきましょう。

オーディション商法に関する問い合わせ先
東京都消費生活総合センター:03-3235-1155

オーディション商法に騙されてしまったら、集団訴訟を起こそう

オーディション商法に騙されてしまったら、「高額なレッスン料を取り返したい」「悪質業者を許せない」と思う人がいるでしょう。
しかし、弁護士費用や裁判にかかる費用の出費は、さらにお金がかかり、家計を圧迫します。
そんなときにオススメなのが「集団訴訟」です。
芸能人を目指している人は非常に多いです。
大手芸能プロダクションのオーディションには毎年約1万通以上の応募があります。
だから、オーディション商法に騙されてしまった人はあなただけではありません。
被害者を募り「集団訴訟」を起こすことができるのです。

集団訴訟を起こすことによるメリットについて

集団訴訟を起こすことによるメリットには、次のようなことがあげられます。

・弁護士費用や裁判にかかる費用を折半することができる
・訴訟を起こすための精神的負担を減らすことができる
・被害にあった辛さを共有することができる

まとめ

オーディション商法は理解いただけましたか?芸能人に憧れる人は多くいると思います。
しかし、どんなに優秀な逸材であっても、最初から華々しいデビューがあるようなことはありません。
誰でも、下積み時代があるものです。
おいしい話を持ちかけられたら、まずは警戒をしてみましょう。
所属している有名タレントの情報を聞いてみるのもよいでしょう。
芸能事務所の住所などがない場合は、警戒してください。

このようなオーディション商法に騙されてしまったら「高額のレッスン料を取り返したい」と誰もが思うものです。
大手のオーディションにもなると、約1万通の応募があります。
だから、オーディション商法に騙されてしまったのはあなただけではありません。
インターネットで被害者を募り、集団訴訟を起こして、レッスン料を取り返しましょう。

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