仮想通貨で話題のICOってホントに儲かるの!?仕組みや流れを知ろう

インターネットを駆け巡る仮想通貨のニュース。いかに有利な情報を手に入れて投資をしていくかでその後の利益が大きく変わっていく厳しい世界です。

その象徴ともいえるのが仮想通貨のICO。アルトコイン側にとっては資金調達するための手法であり、投資家にとっては有望な仮想通貨を事前に取り込める大きなチャンスでもあります。

ここではICOとは何か、仕組みや参加するための流れ、さらに選ぶポイントや注目のICOまで、まとめてご紹介します。

1.仮想通貨ICOの流れや参加方法

英語の「イニシャル・コイン・オファリング」の頭文字から生まれた略語です。仮想通貨のクラウドファンディングといったイメージで捉えるとわかりやすいかもしれません。

仮想通貨ICOに参加したいと思ったら、次のようなステップを踏んでいきます。

ステップ1 情報収集

ICOへの参加を考えたら、どのICOに参加するのか検討しましょう。そのためにはインターネットを使って幅広い情報を集めることが大切です。

企業が開設しているサイトでICOの特徴をつかみます。国内ICOなら日本語で書かれたホワイトペーパーをよく読みましょう。また、
国内ICOが充実しているサイトには、

・ICO MARKET
・COIN JINJA

がよく知られていますので、企業サイトには出ていない情報がないかチェックしてください。

COIN JINJAはこちら

海外ICOの場合は基本的に英語で情報収集していきます。海外ICOの企業サイトでコンセプトや資金調達規模を調べたり、

・Smith + Crown
・THE Cointelegraph
・COIN JINJA

などで情報を確認します。ちなみに2番目、3番目は日本語対応サイトで日本語訳のホワイトペーパーが用意されている場合がありますのでぜひ利用してみましょう。ただ、日本語訳も正確かどうかは保証できませんので、自分で翻訳サイトや辞書で確認するようにしてください。ICOは海外案件のものが多数展開していますので、英語力があればチャンスを大きくつかむことができますから、ぜひチャレンジしてみましょう。

ステップ2 購入のための仮想通貨を用意

ちなみに、ICOでは日本円や米ドルといった既存通貨は使えませんので注意しましょう。ICOごとに指定されている仮想通貨を用意してトークンを購入します。一般的にイーサリアムが指定通貨になっているケースが多いです。

使用できる仮想通貨はこのほか、ビットコインといったメジャーなコインも含まれています。最近はICOがさまざまな分野で広まっているのにつれて、マイナーなアルトコインに対応しているICOも少ないながら登場しています。

ICOは仮想通貨でトークン購入して初めて参加できます。必要な数量の仮想通貨を調べて事前に確保しておきましょう。

ステップ3 ICO専用ウォレットを作成

仮想通貨での銀行口座に当たる「ウォレット」を作ります。ICOのトークン購入はイーサリアムが使われていることが多いものの、なかにはマイナーなアルトコインでの取引が指定されているケースもあります。専用のウォレットを作る際には、事前に対応コインを確認しておきましょう。

いま使っている仮想通貨取引所のウォレットでもICOに参加することはできますが、トークンを受け取れないことがありますので要注意です。また、ウォレットによっては本人確認を経て登録完了して使えるようになるまでに時間が掛かり、ICO参加の受付に間に合わない可能性もありますので早めに行動することが大切です。

ステップ4 プレセールまたはトークンセールに参加・入金

ICO企業から指定されたアドレスへウォレットから指定されたコインを送金しましょう。送金後、ウォレットがトークンに送られてきます。

ここまで、ICOに参加するための基本的な流れをご説明しました。

2.ICOとは?儲かるの?

ICOとは、仮想通貨の世界で資金調達する手法の一つです。まず、「トークン」と呼ばれる企業独自に発行する仮想通貨を販売します。これをトークンセールと呼びます。投資家は仮想通貨でトークンを購入すると、企業は売上の仮想通貨を仮想通貨取引所で現金に交換して資金調達するという流れです。

企業側にとっては「投資家から直接やりとりできるため手数料が発生しないこと」「株式売買や債券で発生する支配権や配当・利息の支払い義務がないこと」「一般的な仮想通貨よりも手早くまとまった資金を調達できること」といったメリットがあります。

現在、有名な仮想通貨も初期にICOを通じて資金調達をし、大きくなってきた歴史があります。イーサリアムもその一つで、100万円分が現在8億円を超すボリュームに膨れ上がっています。このほか、マイナーなアルトコインでもICOが盛んに行われていて、数倍から数十倍の儲けが見込めるケースは少なくありません。

3.IPOとの違いは何?

ICOは株式におけるIPOとよく似たスタイルを持っていますが、その違いはどこにあるのでしょうか。

通常、株式は証券取引所で売買されており、私たちは証券会社を通じて取引をしています。IPOとは企業がまだ株式を証券取引所に上場する前に、投資家に販売して直接資金を集めるものです。英語で「Initial Public Offering」の頭文字から作られた略語で、直訳すると「初期に公開される募集」で、日本語では「新規公開株」または「新規上場株式」と呼ばれています。

それでは仮想通貨におけるICOとはどのようなものでしょうか。

ICOの場合は売買されるものは新しく作られる仮想通貨です。仮想通貨は仮想通貨取引所に上場して取引されますが、前もって投資家に募集を掛け、上場直前に販売します。つまり、株式が仮想通貨に変わったもの、というイメージで間違いありません。

実際、英語でICOは「Initial Coin Offering」つまり「初期に行われるコイン募集」であり、日本でのネーミングはまだありませんが「新規公開仮想通貨」「新規公開コイン」と呼ぶべきものとなります。

企業が事業を立ち上げる際、まとまった初期費用を必要とします。資金調達の仕方は色々ありますが、株式を通じて現金を集める方法がIPOであり、新しく仮想通貨をトークンやコインといったかたちで発行するのをICOと呼ぶわけです。

なお、インターネットのICO情報のなかには「クラウドセール」「トークンセール」「プレセール」といった言い方もされていますが、いずれもICOと同じ意味を持っています。

4.ICOに参加するときの注意点

ICOに参加するときに気をつけたい注意点やリスクはあるのでしょうか。

第一に、ICOはまだ安定していな新規事業に対して投資をするという将来性が見えづらいものです。仮想通貨では日々、さまざまなプロジェクトが立ち上がっていますが、すべて順調で軌道に乗って安定した利益を出しているわけではないからです。

プロジェクトのコンセプトは素晴らしかったのに運営が途中で行き詰まってしまうもの、資金が続かずに開発が進まないもの、プロジェクトの運営にトラブルを抱えて分裂してしまうものなど、さまざまなケースがあります。

ICOは株式投資とは違い、企業の経営に影響を与えたり、株式を通じて配当をもらえる仕組みにはなっていません。もし、プロジェクトに疑問を感じてもICOで投資した以上はただ成り行きを見守るのみになってしまうのです。ある意味、ICOは企業献金や投機といわれてもしかたのない面を持っています。

また、急激に増えているICOに関して、詐欺事件も目立ち始めました。とくに仮想通貨が大きな注目を浴びた2017年以降、詐欺プロジェクトが話題となっています。手口が巧妙化していているため仮想通貨の投資家にとって頭を悩ませる事態が続いています。

5.優良ICOの見極め方

ICOの優良案件を選ぶのは投資のプロでも大変難しいといわれています。仮想通貨は実体ではなく人気で高騰するケースも多いため、コインの価値そのものがどの程度評価できるかによって、将来性を大きく左右するからです。

ただ、選ぶ際には徹底した情報収集と見極めるポイントを持ってブレないことが大切となります。ここでは、一般的に手に入る情報からどこを見ていけばよいのかを簡単にご説明します。

5-1.ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、あるICOがどういったコンセプトで立ち上げられるのかプロジェクトの企画書です。どういった夢や目標でコインをローンチするのか、運営方法や技術的な情報がまとめられています。

ICOの公式ホームページにアクセスすると誰でもホワイトペーパーを閲覧することが可能です。海外ICOの場合は英語で書かれていますが、国内のICO情報サイトを探せば日本語訳が見つかることもあるので活用してください。

5-2.ネットの評判

仮想通貨で人気のあるブロガーが自分が検討しているICOについてどう評価しているかをチェックしましょう。

また、TwitterやFacebookなどSNSでは仮想通貨に関する情報が日々大量に発信されています。玉石混交のためすべてを信じることはできませんが、判断材料として必ずSNSの見方も確認してください。

6.今後注目のICOは?

2018年に実施予定のICOからネットで話題となっている案件を2つご紹介します。

MBSコイン

予防医療のプラットフォーム化をプロジェクトに据えていて、2018年夏に詳細情報が明らかにされる予定です。

SHIFT.cash

自動車ローンをベースに新たなローンをスピーディにできるサービスの開発が目的のプロジェクトです。すでに大手仮想通貨取引所へのスタートアップが決定しており、ソフトキャップ達成済みの注目案件です。

7.まとめ

仮想通貨におけるICOは今後も注目されていくと予想されます。ただ、年々詐欺プロジェクトが目立つようになっていますので、判断基準をしっかり持ったICO選びをするようにしましょう。

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