駄菓子屋に必要な開業資金と成功させるコツまとめ

自由な働き方が浸透してきた現代では、従業員という形だけでなく、フリーランスや経営者として自分が中心となる働き方を選択する人も増えてきました。中でも今回は経営者としての働き方に焦点を当てて、開業に必要な資金や経営を成功させるコツについて詳しく紹介していきます。

今回紹介していくのは、駄菓子屋についてです。小学生の頃は毎日と言えるほど通っていた人もたくさんいると思いますし、大人になってからでもとても懐かしくたまに足を運びたくなりますよね。毎日通っている内にいつか自分も駄菓子屋を開業したいと夢見ていた方、また現在も駄菓子屋の開業を志している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

駄菓子屋は私達がまだ子供だった頃に比べると店舗の数がとても少なくなっています。スーパーやコンビニエンスストアでも駄菓子が購入できること、子供が減っていることが理由として挙げられますが、それでもあの懐かしい雰囲気を再び味わいたいという方も多いと思います。

しかしながら、上記の理由を見ても今から駄菓子屋を開業して成功することができるのか不安な面も多いですよね。そこで今回は駄菓子屋の開業に必要な資金や、駄菓子屋の経営を成功させるコツについて詳しく紹介していきます。駄菓子屋の経営に興味があって考えているという方は是非ご覧ください。

1. 駄菓子屋の開業資金はいくら必要?その内訳は?

駄菓子屋を開業する上でまず最初に重要になってくるのが、開業に必要な資金がどの程度必要なのかという点ですよね。ここでは、駄菓子屋の開業に必要な初期費用などの資金やランニングコストについて詳しく紹介していきます。

1-1. 駄菓子屋の開業資金

駄菓子屋の開業は、他の職種と比べても比較的安い金額で開業することができると言われています。理由として挙げられるのが、揃える設備や大きなスペースを必要としない点です。飲食店などとは違い取り扱う商品が駄菓子だけなので、商品を並べる棚さえあれば営業することは可能ですし、約10畳程度のスペースがあれば豊富に商品を陳列することが可能と言えるでしょう。では、開業する場合は一体どの程度の金額が必要になるのでしょうか。

1-2. 初期費用の内訳

駄菓子屋の開業にかかる初期費用はもちろんその店舗の規模によって異なりますが、先ほど紹介した駄菓子屋を経営するのに十分なスペースと言える約10畳程度のスペースで駄菓子屋を開業する場合は、約200万円、正確には185万円ほど必要になると言われているようです。

商品の仕入れに約80万円程度、その他ディスプレイや棚、消耗品などを揃えると初期費用として約185万円必要になるようですね。更に物件を借りる費用が発生するわけですが、場所や物件によって金額が大きく異なってくる為、ここでは言及しません。185万円に自身が借りようと思っている物件の費用が加算されるという様に思っていただければ良いでしょう。

1-3. ランニングコストの内訳

駄菓子屋を経営していく上で発生するコストは主に駄菓子の仕入れ、電気代、消耗品の費用です。仕入れに必要な費用は当然売り上げや店舗の規模によって異なりますが、駄菓子の仕入れ値は大体決まっているようで、10円で販売されている駄菓子であれば8円、20円で販売されている駄菓子であれば16円と、販売価格の約8割程度となっているようです。

残りの2割が儲けになるわけですね。電気代については特別電力を大きく消費する設備を設置しているわけではないので、電気代も通常の世帯の電気料金程度の金額になることが考えられますが、ラムネなどの冷たい飲み物やアイスクリームなどを販売する場合は、冷蔵庫や冷凍庫を使用する分、電気代も高くなります。商品を入れる袋や包装紙などの消耗品は、商品の売上に応じて変化すると言っていいでしょう。

2. 駄菓子屋の開業資金を調達する方法

駄菓子屋を開業するのは比較的安いとは言っても、開業するにあたりやはり大きなお金が必要になることは間違いありません。一番に思い浮かぶのは銀行などの融資による資金調達でしょうか。しかしながら、それでは金利などの手数料が発生してしまいますよね。

そこでおすすめなのが、公的機関による融資制度です。国民生活金融公庫では「新規開業資金制度」、「新創業融資制度」など開業に関連する制度が設けられています。

3. 駄菓子屋の物件選びのポイントと契約時の注意点

駄菓子屋の物件選びにおける重要なポイントは、やはり場所が一番大切なのではないでしょうか。人通りが多いというのもポイントかもしれませんが、ターゲットの客層が通りやすい場所にあることが重要になるでしょう。駄菓子屋のターゲットになる客層は小学生や中学生などの学生が中心になるので、通学路などに店舗を構えるというのも重要です。

また、大人や高齢者の方でも懐かしんで購入することも多いので、繁華街などもおすすめです。注意点としては、契約内容をしっかりと確認するという点が挙げられます。店舗賃貸借契約書には支払いや退去時に関する内容が記載されているので、初めて開業する方には見慣れない契約書かもしれませんがしっかりと目を通すようにしましょう。

4. 駄菓子屋のような在庫ビジネスの問題点と成功のコツ

駄菓子屋で成功する為のコツとしては、在庫ビジネスであることからも分かる通り在庫の管理です。駄菓子屋の問題点として挙げられるのは販売価格に対して仕入れ値が約8割程度と高い水準にあることだと言えるでしょう。

よって、多く仕入れすぎてしまい在庫が大量に余ってしまった場合、大きな損失が発生してしまいます。その為、売り上げに合わせて適切な仕入れをおこない、バランスの良い在庫管理をおこなうことが成功のコツと言えるのではないでしょうか。

5. 駄菓子屋の成功事例と年収

駄菓子屋はスーパーやコンビニエンスストアでも駄菓子が購入することができるようになったことで、昔ほど需要は高くありません。その為、何をもって成功とするかによって変わってきますが、大きく稼ぐという点に着目すると残念ながら成功したという事例は無いと言っても良いでしょう。

駄菓子屋の年収は60万円以下と言われているので、趣味で開業し、駄菓子屋の平均年収程度を稼ぐことを成功と言うのであれば、多くの人が成功していると言えます。

6. 失敗しない駄菓子屋の開業・経営方法

失敗しない駄菓子屋の開業・経営方法についてですが、大前提として駄菓子屋で大きく稼ぐということを目標にしないということが一番のポイントです。先ほども紹介したようにスーパーやコンビニエンスストアで駄菓子を購入することができるようになったことで、駄菓子屋の需要はそれほど高くありません。

大儲けする為に駄菓子屋を開業したいというのであれば、それはおすすめできません。趣味として余裕を持って経営することが失敗しない一番のコツと言えるのではないでしょうか。

6-1. 駄菓子屋のフランチャイズ経営

駄菓子屋のフランチャイズ経営を募集しているところもどうやら存在しているようです。しかしながら、フランチャイズ加盟金なども含めると大体1,000万円ほど必要になるようなので、個人で開業するよりも割高になってしまうようですね。

6-2. 駄菓子屋の個人経営

駄菓子屋の個人経営をされている方は多くいらっしゃるようです。しかしながら、やはり駄菓子屋の収益だけで生活するというのは難しく、自動販売機を設置したり、駄菓子屋以外にも仕事をすることで生計を立てている方もいるようです。

また、高齢者の方であれば年金を受け取りながら趣味として経営されている方もいらっしゃるようですね。

6-3. 自宅で駄菓子屋を開業

駄菓子屋を想像すると、自宅の1階部分を駄菓子屋に改装して営業されているようなイメージがありますよね。実際に現在もそういった形で営業されている方もいるようなので、自宅に空きスペースがあれば駄菓子屋を自宅で開業するのも良いかもしれませんね。

7. 駄菓子屋を開業するために必要な資格や許可

駄菓子屋を開業する為には基本的には必要な資格というものは無いようです。その為、資金さえあればすぐに開業することが可能です。営業の形態(主に取り扱う商品)によっては食品衛生法に基づいて保健所の食品営業許可が必要になる場合もあるようです。また、開業する際は税務署に開業届を提出し、手続きをおこなう必要があります。

駄菓子屋に必要な開業資金と成功のコツ.まとめ

今回は駄菓子屋に必要な開業資金や成功のコツについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。スーパーやコンビニエンスストアで駄菓子が購入できるようになった現在は駄菓子屋の需要が低く、駄菓子屋だけでお金を稼いで生活するというのはなかなか難しいことだとわかりました。

老後の趣味として経営されている方もいらっしゃるようなので、金銭面に余裕があり、趣味で駄菓子屋を経営してみたいという方は駄菓子屋の開業を検討してみるのも良いかもしれませんね。

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