蕎麦屋の開業資金と必要な設備・資格まとめ

日本の伝統料理といえば、蕎麦といっても過言ではないくらい蕎麦は日本で愛されている料理の一つです。

蕎麦の魅力に引き込まれ、自身で蕎麦屋を開業したいと考える人も少なくはないのではないでしょうか?

たしかに、蕎麦屋を開業している人が多いのも事実ではあるのですが、ほとんどの場合1年以内に廃業をしてしまうのです。

こういったことを踏まえて、今回は蕎麦屋の開業に必要な資金や設備、資格そしてどうすれば、成功するのかをまとめてみたので、参考にしてみてください。

1.蕎麦屋を個人でも開業する方法

蕎麦屋に限らずとも、飲食店を開業した場合、10年以内でお店をたたんでしまう可能性は90%以上とも言われている厳しい業界です。

ですので蕎麦屋を個人で開業して廃業に追い込まれない為にも、まずは色々と計画を考えなければいけません。

1-1.蕎麦屋は儲からない

蕎麦屋を開業することを夢見ている人にすれば、非常に厳しいと感じるかもしれませんが、飲食店の中でも蕎麦屋の廃業率は比較的高いです。

その理由の一つとして「蕎麦屋は儲からない」という理由が挙げられます。

価格やコストのデメリットが大きく、それなりに繁盛させなければ見合った利益を得ることができないのが、蕎麦屋の特徴となります。

蕎麦屋を個人で開業する場合には、まずはこういった事実を受け止めるところから始めましょう。

1-2.コンセプトを明確にする

現在の蕎麦屋のコンセプトは二極化が進んでいる状況です。

一つは、大手チェーンが展開するような低価格で蕎麦を提供するコンセプトと、もう一つは蕎麦の質と味にこだわったコンセプトのお店です。

どちらが正解といったことではありませんが、どちらにせよしっかりとした利益を上げなければ廃業の道が待っています。

コンセプトが明確になっていなければ、非常に中途半端なお店になってしまうので採算が合わなくなり経営が破綻してしまうことがあります。

2.蕎麦屋開業に必要な資金

蕎麦屋を開業するにあたってどれだけの資金が必要なのか?個人差はあるもののある程度の目安をまとめてみました。

2-1.店舗の取得費

蕎麦屋を開業する上で、どの物件で営業していくのかといったところは重要なポイントです。

この物件によって、そのお店が繁盛するかしないかも大きく変化してくることもあるでしょう。

物件には色々なタイプがあり、手を出しやすい価格となっているのは居抜き物件です。

この居抜き物件を選ぶ際に注意しなくてはいけないのは、前任者のお店がなぜ廃業したのかということです。

場所に問題があり廃業したのであれば、格安物件だからといって安易に手を出すのは危険である可能性があります。

総合的に見ても、店舗の取得費用としては100~300万円は見ておきたいところです。

2-2.設備

蕎麦屋に関しては、何か特別な設備が必要となることがありません。

ですので、蕎麦だけで勝負していくお店であればだいたい300万円ほどの費用があれば充分でしょう。

しかし、現状蕎麦だけで勝負できるほど甘い業界ではなく、蕎麦以外のメニューも取り入れ工夫をしなくては集客をすることは難しいんではないでしょうか。

そういったこと踏まえると、メニュー次第では特別な設備を完備する必要がありますね。

2-3.工事費用

店舗を取得した後には、その店舗を営業できる状態にまで工事をしなくてはいけません。

店内の作りによって回転率も変わるので、売り上げに大きく影響するところでもあります。

また、デザインも重要でありデザインによってお客様への印象も変わるので、共感できるデザインを選びたいところです。

費用に関しては、お店の規模にもよりますが、個人での開業であれば多く見積もっても300万円があれば足りのではないでしょうか。

2-4.経営にあたってのランニングコスト

これら説明してきた開業資金以外にも、経営をしていくにあたって必要な経費も色々とあります。

そもそも、最初からいきなりお客様が満席状態の繁盛店にあるとは考えずらく、軌道に乗るまでは売り上げが安定しないことが多いです。

こういった状態が続くと、資金はいくらあっても足りない状態にもなりかねません。

最低でも、会社員の年収くらいのお金は確保しておきたいところです。

2-5.フランチャイズ加盟料などの初期費用

フランチャイズに加盟して蕎麦屋を開業する方法もあります。

これはお店によって初期費用などは大きく左右されます。

数百万から加盟できるところもあれば、数千万円の初期費用が掛かるお店もあります。

開業資金について説明してきましたが、一般的に小規模な蕎麦屋を開業するにしても1000万円~2000万円の開業資金は必要になってきます。

3.蕎麦屋開業に必要な資格

蕎麦屋を開業するには、食品衛生責任者の資格を取得する必要があります。

営業許可を申請する時点で取得しているのが理想です。

この資格は、養成講習を受講したあと、自治体に申請することで取得が可能となっています。

また、医師、歯科医師、薬剤師、調理師、船舶料理士、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、食品衛生管理者、食品衛生指導員もしくはその経験者、食品衛生監視員の資格を持っている人は講習を受講する必要はありません。

4.蕎麦屋に適した物件と立地

どんなビジネスにおいても、物件と立地はお店にとっては重要な要素です。

蕎麦屋に適している物件や立地を見ていきましょう。

4-1.都会で開業する場合

都会で開業する場合、立地に関しては特に問題はないでしょう。

人通りの多いところであれば、なおさら繁盛する可能性が高くなります。

物件に関しては、より売上を上げるためにデザインよりも回転率重視の物件を選びたいところです。

4-2.田舎で開業する場合

田舎で開業する場合には、あまりにも人里離れた場所では繁盛するまでに時間がかかることもあります。

下手をすれば、一度も繁盛しないまま廃業へと追い込まれるパターンも少なくはないでしょう。

田舎だとしても、なるべく人通りが良かったりお客さんを呼びこみやすい立地を選びたいところです。

また、1度来て頂いたお客さんにリピーターになってもらえるような施策の工夫も必要になるでしょう。

5.人気の蕎麦屋にするための集客方法

開業の準備が整えばあとはオープンするだけです。

では最後に人気の蕎麦屋にするための集客方法をまとめていきます。

1、インターネットを使って低コストで集客をする
2、お店のホームページを作ってパソコンやスマホで集客をする
3、ブログでお店の紹介をして多くの人に知ってもらう
4、SNSなどを使ってお店のメニューなどを拡散させる
5、facebookを使いお店の良い部分を紹介する
6、youtubeを使ってお店の動画を作る多くの人に知ってもらう
7、チラシや広告を利用して集客をする
8、DMを使って集客をする
9、店内販促を強化してリピーターを増やす

ざっと挙げましたが、人気の蕎麦屋にするためには様々な集客方法があります。

本気で集客のことを考えるのであれば、全ての施策を行うべきでしょう。

蕎麦屋を開業すれば自然にお客さんが増えて繁盛するわけではありません。

そのお店が繁盛するかしないかは、お店がどれだけ工夫をして効果的な集客方法を行えるかです。

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